カンジダの感染原因 意外な事実をご紹介!

このページでは、カンジダの感染原因について解説していきます。
カンジダ自体は人間の体内や女性の膣粘膜に生息している常在菌です。しかし、カンジダ膣炎が発症している状態で性行為を行うと男性にもうつる可能性があります。しかし、男性のカンジダ症患者数は全体の1割にも満たないと言われています。詳細な感染原因について、詳しく説明していきます。

性行為による感染は少ない

性器周辺にかゆみを覚え、女性なら半固形上のおりものが増えるなどの症状が現れるカンジダ症。セックスやオーラルセックスなどの性行為によってパートナーに感染するため、どうしても梅毒や淋病などと同様の性病だと思いこんでいる人も多いようですが、実は違います。

性器カンジダ症は性病(STD)のひとつですが、性行為による感染は、患者数全体の1割にも満たないと言われています。とはいえ、患部と直接ふれあえば感染するリスクは一気に高まります。

カンジダ菌は、体内の常在菌のため、健康的な人であっても皮膚や粘膜に常在しています。しかし異常発生していると、カンジダの病状が現れるため、性器カンジダの病状が出ているときに、セックスを行うと、性器で増殖したカンジダ菌が、パートナーの性器に付着し増殖する可能性はかなり高くなっています。コンドームを装着することで、性器同士の接触を防げるため、感染する可能性が低くなります。そのためコンドームの利用は必須といえます。

男性器の場合は、女性器と違って、体の外に露出しているため、性行為の後にすぐにペニスを洗い流して清潔にしておけば、性器カンジダの感染リスクがかなり低減できます。

カンジダになる感染原因とは

先ほど、性行為によるカンジダ感染は全体の1割程度と説明しました。では、残りの大多数、9割は何によって感染するかというと、それは自己感染といわれる範疇に入ります。

自己感染というのは文字通り、自分から感染するというものです。どういうことかというと、カンジダ菌は、我々人間の身体の中に潜んでいる常在菌の一種なのです。

体調不良による免疫力の低下や、女性の場合はホルモンバランスの低下によって、身体がカンジダ菌に対する抵抗力を失い、カンジダの病状が現れるのです。

意外な感染経路

また、家族間での感染も少なからずあります。それはタオルの共用により発生します。カンジダ症を発生している人が使ったタオルをすぐに使い回し、その手で性器をいじったりすると感染する可能性があります。家族の誰かがカンジダを発症していることをカミングアウトしてくれるのならばいいのですが、どうしても隠してしまいます。

そうすると、知らず知らずのうちにタオルを介して家族全体に感染する可能性もあります。それを避けるためには、こまめにタオルを交換して、洗濯したものを使用するようにしましょう。

お風呂やプールでは感染しない

ちなみにお風呂やプールで感染することはありません。ですから他人と一緒に入浴したり、不特定多数の人とプールで泳いでも心配ありません。ただし、カンジダの治療用の坐剤を使用して溶けきる前にお風呂に入ってしまうと、坐剤がこぼれ落ちて周囲に迷惑がかかる可能性があるため、挿入中後の入浴は避けましょう。

免疫力はどんな時に低下するの?

自分の免疫力が低下した時に発症しやすくなるカンジダ症。ではどのような状態になった時に、人の免疫力が落ちてしまうのでしょうか。

まず考えられるのが、身体的な疲労やストレスが増加した時です。長時間勤務を強いられたり、体調が悪いのにも関わらずに無理をして出かけたりすれば、免疫力は確実に低下します。また、過度なストレスにさらされていると、心も体も不調になっていきます。ストレスは現代人にとっての万病の元だと言われています。現に、ストレスが原因となる心因的な病気は数多くあります。

ストレスの原因のほとんどが、対人関係によるものという調査結果があります。したがって会社に勤めているOLやサラリーマンの方は要注意です。免疫力が低下し、体内に潜んでいたカンジダ菌が増殖し、カンジダ症を引き起こします。

抗生物質や糖尿病がカンジダ症を引きをこす

また、抗生物質の乱用もカンジダの発症を引き起こすリスクを高めます。抗生物質には、身体の中の悪い菌の増殖を抑える働きがあるため、病気の治療に用いられるのですが、実は同時に良い菌の増殖も抑えてしまいます。

そのため、抗生物質を服用していると、善玉菌まで殺してしまうことで免疫力が低下し、カンジダ菌の増殖を促進させてしまうのです。糖尿病患者もまた、カンジダの自己感染を引き起こしやすくなります。糖尿病は血管や肝臓など、体内の機能を著しく低下させてしまう恐ろしい病気です。身体の免疫力を一気に低下させ、カンジダ菌が繁殖しやすい環境を体内に作ってしまいます。

不規則な生活も危険!

不規則な生活を送っていると、免疫力が低下します。遅くまで起きていて睡眠不足が続けば体調が悪くなって、カンジダ菌が増殖します。規則正しく健康的な生活を送ることが何よりも大切です。生活習慣を改善させない限り、カンジダは再発を繰り返す可能性が非常に高い病気と言えます。

再発しやすいカンジダ症

普段のカンジダ菌は、大人しい存在のため特に人体に悪影響を及ぼす様な悪さはしません。しかし、上記のような免疫力の低下に伴い、何度もカンジダ症を発症させます。カンジダの症状を完治しないままに性行為して、大切なパートナーに感染させてしまったりする可能性もある恐ろしい病気です。

カンジダが発症した場合は、医療機関で検査をしてもらってしっかりと治療を行い、再発しないよう、生活習慣を見直すことが重要。再発が心配な場合には、治療薬を常備して急なかゆみや発作に備えておけば安心できます。

カンジダ治療の市販薬は、薬剤師がいる薬局で購入が可能です。膣カンジダ用の坐剤から塗り薬、クリームまでいくつかの種類があります。症状や患部、目的によって最適な薬が変わってくるので、再発した患者さんは、当時のことを思い出すか、お薬手帳で確認しておいたほうが良いでしょう。

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